都市サイクリングの認知度はあまり高くなく、まだまだ発展途中です。CVM (Cross Velo Mini) は自分自身の好みだけでなく、一人ひとりのライフスタイルに寄り添います。

CVMは都市サイクリストの個々のスタイルを重視しています。特殊なデザインにより、他の都市バイクにはない様々な独自機能が備わっています。

20インチ車輪

CVMの開発は20インチの車輪サイズを基に進められてきました。大きいサイズの車輪に比べ、20インチの車輪は加速や操縦性能に非常に優れています。

特殊なフレーム構造

CVMの特殊なフレーム構造は、様々な径のパイプを組合わせることにより、洗練されたデザインと強度を同時に実現しています。

高品質な構造

CVMのフレームは台湾の職人によって手作業で溶接されています。特殊な構造であるため、加工に必要な特殊な治工具から自前で製作しています。高度な職人技術による仕上がりの美しさは、CVMの価値そのものと言えます。

私の名前はペイファーです。CVMは私が2017年から取り組んでいるベロプロジェクトです。私の専門は工業デザイナーで、12年のキャリアのうち6年サイクリング業界でキャリアを積みました。

数あるカテゴリーの中でミニベロは私が最も好きなサイクリングの種類の一つです。既にMoulton、Brompton、Stridaなどといったデザインに優れたブランドが存在しますが、私は“ベルトドライブ駆動方式”にはまだ改善の余地があると考えています。

私は2017年頃から20インチの車輪を基にした自転車の研究を始め、アイディアスケッチに取り掛かりました。そして、高度な溶接技術を要する特殊なフレーム構造に着目し、カスタマイズ可能でありながら、生産性を十分に確保したデザインに軸を定めました。

CVMの特殊なフレームにはクロモリ(強度に優れた金属素材)を使用しており、パイプ構造によってデザインの絶妙なバランスを引き出してくれます。もちろん高度な溶接技術も製造のカギとなっています。

我々の自転車は「軽量」だけでなく、「外観」「素材」「構造」の全てにこだわっています。

PEI-HUA HUANG